プライバシー 特定取引法に基づく表記 会社データ


  ひとつお暇ならご覧下さい・・・。

≪あれっ!!騒音が消えた??≫
お電話でこんな相談が・・・。



そういえば最近、色んなもめ事がクローズアップされていますね。

相変わらず、ご近所の問題や苦情・・・。

そういえば、以前、私は電話を受ける仕事をしていたことがあります。
コールセンターですね。

私が勤めていたのは不動産関連の受信専門(お電話を受ける方)で特にクレームが多い部署でした。



その中で多種多様なクレームがありましたが、
面白いものもありました。

面白いといっても笑えるものではありませんが、

クレームがクレームでは無くなった件です。

ある日、賃貸住宅にお住まいの20代の独身女性からお電話が入りました。



『隣の部屋からの騒音で眠ることが出来ない。』


というものでした。





よくよくお話を聴くと、

その女性はテレビを消して、息を殺し、隣の部屋の壁に近づき、

お隣の部屋の音を聞いて騒音だといっている様子でした。



特に音楽を大きな音量で聴いているわけではなさそうでした。

色々、どうしても騒音が気になり生活に支障があるとのお話でした。

コールセンターにはこの件で1年くらい、

数十回お電話をかけてきている様子でした。




しかしマンションは集合住宅、無音にはなりません。



ましてや隣の音に耳をそばだてていては音はなくなりません。



結果、お話をしていく間に不思議な方法でこの件は解決しました。




クレームの方に

『ひとつ試しにお隣のお部屋の人が好きな人、

もしくは好きなアイドルだと思ってみてください。』
でした、

しばらくして・・・。 するとどうでしょう、

『あれっ! 騒音が消えた!!』


『ありがとうございました。』とのお話でした。

この女性は騒音といっていましたが実際には通常の生活音であったため音をなくすことは不可能です。



そうなると音の聞こえ方を変えるしかないと思いました。




そうなんです。

嫌いな人、モノが出している音は拒否反応が出るものなんです。


好きな人の存在は好感が持ちやすく受け入れやすいのです。


それを利用して、その女性の方に音そのものを消すのではなく、


聞く自分の調整で変化するということを自覚してもらうことに成功したのです。


結果、電話のたびにお互いに疲れるまで話し込んでいたのですが、



これをキッカケに騒音が騒音で無くなり、1年間続いたのクレームは消失してしまいました。


 

その件で私も思いました。

もしかしたら、個人が抱えている悩みも苦しみも

その人の捉えかたひとつでどのようにでも変わるのかも知れないと・・・。




まず、その苦しみの原因を自分自身の中にさがしてみるのも面白いかもですね。

 

自分自身ではスゴイ問題だったと感じていることも、よくよく思いだしてみると、


以外と過去の流れてしまっても良いような簡単なこだわりだったりしますよ!!




自分自身ではスゴイ問題だったと感じていることも、よくよく思いだしてみると、


以外と過去の流れてしまっても良いような簡単なこだわりだったりするかもですね!!










関連リンクはこちらから




イラスト