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  はてさて・・・。
  この考え方は正しいでしょうか?
  いえいえ、善悪ではなく、このような結論の出し方で物事の意味を知ることができるでしょうか?

  ひとつお暇ならご覧下さい・・・。

こんなんあり?


カップラーメンは人体に対してこんなにも危険!!!!!!!!!!!!!!!!
   
 
はたして本当なのか???


   



◆こんなネタを見つけました・・・。


  それでもあなたはカップラーメンを食べますか??



1)ラットによる実験ではラットをラーメン内に入れると
   87%の確率で溺死する。

2)カップラーメンを食べた人が将来200年以内に
   死亡する確率は ほぼ100%

3)凶悪犯がカップラーメンを購入する確率は同じ犯罪者が
   アフガニスタン 国債を購入する確率よりはるかに高い。

4)カップラーメンを気管に入れると咳嗽反射が起こり最悪の場合
   窒息により死に至る

5)カップラーメンを食べながら自動車を運転した場合、
   重大な人身事故が
発生するおそれがある。

6)健康な成年男子にカップラーメン1個のみを与えて
   長期間監禁した実験では被験者の99%が
   50日以内に死亡した。

7)電化製品をカップラーメン内に入れると破損するおそれがある。

8)25年間保存されたカップラーメンは有毒である。

9)カップラーメンを作る際に火傷をした人の85%は
   カップラーメンがなければ
   火傷はしなかったと述べている。

10)米国では倒壊したカップラーメンの入ったコンテナの
   下敷きになって人が 死亡した事例
が報告されている。


        それでもあなたはカップラーメンを食べますか??





なるほど!
そのまますっと読んでしまえば
ラーメンは危険でしかない印象を受けますよね。

もちろん、これをご覧になられている方はこの
違和感に気づかれていると思います。

さて、その違和感の原因は何でしょうか?


そうです。
事象を説明したり、事実を提示する際に原因の説明を意図的にすりかえている。

ことがあると思います。


例えば

5)カップラーメンを食べながら自動車を運転した場合、重大な人身事故が発生するおそれがある。

の場合、先ず、 重大な人身事故が発生に注意を引きますね。

で、何が原因なのか再確認する。

すると主語、もしくは書きだしが、ラーメンを食べている。ところに着目してしまう。

すると脳の中では、『ラーメン』というアクションが『重大な事故』 と結びついてしまう。

『ラーメン』=『重大な事故』 の図式が出来てしまう。


 このように、世の中のニュースとか公開されている情報などには
 一見、さも事実であるように意図的に結論を導いているようなことが
 日常のシーンには多く存在します。

 それが良いことなのか、わるいことなのかは
 難しいところ。

 その人の『立場』『目的』『思想』『人間性』『状況』などによって変わるからです。


 しかし、私が情報を取り入れる際に大事だと思うことは、

    先ず事実がなんであるかを認識することでは 無いかと思っています。

 



 




日常の中では


先ず、テレビ、ラジオから流れるニュース。


先ず、NHKなど、真面目と言われるニュース番組などは
誤った情報は流さないと思い込んでるから
信じやすい状況にあります。

でも、事実を報道はしていても
その全てを報道は出来ません。




学校や仕事の中では


上司や先生からの情報


同じ環境下にいる指示をくれるところからの情報は

信じやすい。

※そのように本能が作用する。




が、しかし、ここで考えてみましょう!!





子供のころ

みんな親におもちゃなどを買ってもらう時があったと思いますが

こんなことを云ってませんでしたか?


『このゲームを買ってよ〜』

「高いし、前のゲームもまだ終わってないでしょ!」

『欲しいよー。だってクラスのみんなはこのゲームを買っているよ!』

「買ってるのは誰と誰れなのよ?」

『山田くんと、佐藤くんと、鈴木くんと、牛島くんと・・・。』

「そうなの、そんなにみんなが買っているのね・・・。」

と、さもみんなが買っていると云う情報を両親に提示してモノを買ってもらう

そんな情報操作をしてしまうようなことが。



このように、利益や目的があるとき、テレビの視聴率や政治の権力などを
得たいときには、事実を巧みに操作して他人の気持ちや意思決定を意図的に操作して
しまうことが
あると思います。




利益のために情報操作するのは理性的でまだ、なんとか見抜きやすいのですが

感情や想い、思想など生き方を自分の思い通りに操作したいがために

悪意なく誤った情報を与えたがる人々もいます。

悪気は無いと思うのですが、考え方を一致させるため、

都合よく情報を組み立てたりして

説得したがることもあります。

そんな行動を


『詭弁』きべん
『誤謬』 ごびゅう

と呼ぶようです。
興味のあるかたはウィキにてご覧下さい。

『詭弁』 きべん 
『誤謬』 ごびゅう




 



自分の立場を守る為の嘘とは違い、
故意に、あるいは故意では無く、相手の意思決定を操作する詭弁などが
困ったもんですね。

選挙活動やSNSの情報でたくさんの人が受け手が、同じような感想を持ち、

同じ 反応をする。

私はとても、怖いことだと思います。

事実は事実であるが見方によって意味はまったく違ってくるはずです。

自分の利益のために本来の意味を曲げていてはいけないな〜と思います。

自分以外の人や動物・環境が損害を被りますからね。

健康のための情報、医薬品、サプリなどの情報も 色んな角度で情報を集めて、

自分の目、耳、頭で判断していかないといけない時代になっていると思います。

本当に大切なものは何なのか?

それを探すのは本当に難しいものだと思います。







最後に、ラーメンのネタで練習したので

演習問題をひとつ。

下に、パンのネタがあります。

さて、どんな詭弁が含まれているでしょう?(笑)

なぜ、そう云いきれないかが云えればいいのですね。




アメリカの調査結果により、パンはとても危険な食べ物だということがわかった。


以下がその理由である。


1) 犯罪者の98%はパンを食べている。



2) パンを日常的に食べて育った子供の約半数はテストが
   平均点以下である。



3) 暴力的犯罪の90%はパンを食べてから24時間以内に
   起きている。



4) パンは中毒症状を引き起こす。被験者に最初はパンと
   水を与え、 後に水だけを与える実験をすると、
   2日もしないうちにパンを異常にほしがる。



5) 新生児にパンを与えると、のどをつまらせて苦しがる。



6) 18世紀、どの家も各自でパンを焼いていた頃、
   平均寿命は50歳だった。



7) パンを食べるアメリカ人のほとんどは重大な科学的
   事実と無意味統計の区別がつかない。






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